手塚治虫の名言で私は「悲劇のヒロイン」を卒業できた!

今回、ご紹介する方は仕事場でのパワハラがキッカケで自分自身を失い、人間関係を崩してしまった女性の話です。
あなたは嫌な事があった場合、何で発散しますか?彼女は発散の仕方を間違え、人間関係を崩してしまった方です。
そして、彼女は手塚治虫さんのこのような名言と出会います。
『人を信じよ、しかし、その百倍も自らを信じよ』
この言葉で彼女の心は変わりました。そして、彼女はこのように話してくれました。
「私ば最低な人間だ゙と思い込んでいましたが、名言のおかげで゙過去も今も未来も、私は私が好きだ!¨っと思えるようになったんです」っと
何がそうさせたのでしょう?
彼女にもワークをして頂いたので後ほど心の動きを解説します。では彼女のどん底から立ち上がったストーリーを見ていきましょう!
パワハラがキッカケで人間関係がうまくいかない事に…
私は人間関係の難しさを、改めて実感しています。
『後悔、先に立たず』事が終わったあとでいくら悔やんでも、どうにもならない。だから、後悔しないように事前に十分注意せよという事。この言葉の意味の大切さを過去の私に伝えたいです。
人間関係に悩むきっかけとなったのは、仕事先でパワハラに遭い、体調を崩し、仕事を辞めることになった事です。この事で私は、傷ついて悲しい思いをしました。
辛い出来事でしたが、今となってはただのきっかけでしかありません。
自分が傷ついた事を家族に訴えても、慰めてくれるどころか責められてしまい、納得がいかなかった私は、友人達に自分勝手なメールを送り続けてしまったのです。
相手の都合などお構いなしに送ったメールは、「悲劇のヒロイン」のようなひとりよがりの文章を…
親友は返信をしてくれましたが、親友以外の友人、彼氏は甘えすぎた私が“嫌な女”の見本のような自爆メールを送ったことにより、返信が来なくなりました。
名言が自分の事を好きになるキッカケに
そして、私が自己嫌悪に陥っていた時、ある名言と出会いました
手塚治虫さんの『人を信じよ、しかし、その百倍も自らを信じよ』
私はすぐに心に響きました。私はいつの間にか自分を「最低な人間だ」と大嫌いになっていました。
「自分を信じる」という事が良く分かりませんでしたので、自分を分析してみる事にしました。
それが「自分を信じる」事に繋がるのではないかと考えました。
分析してみると周りの人を巻き込んでいて、人によっては重いと思ったり、不快に思ったりする事もありました。
しかし、私の嫌な面を知っても「そういう時もある」と軽く流してくれて、いつも通りに接してくれる大切な人たちが私にはいるということを改めて知り、これからも大切にしていこうと強く思いました。
良い自分も悪い自分も好きになろう!そして、人の思いを尊重できる人になろうと思いました。
私には大好きな有名人がいます。
過去の雑誌の「自分をもっと好きになろう」がテーマの彼のインタビュー記事で、素敵な女性になるか、うるさい女性になるかはその人の心がけしだいと語っていて、本当にその通りだなと思っていました。
今の私は「更に素敵な女性」になりたいと思っています。そして、名言を聞いてからの私の目標は好きな私を百個見つける事です。
手塚治虫の名言の『人を信じよ、しかし、その百倍も自らを信じよ』を自分なりの解釈で実践することで、前を向けるようになりました。
私が辛い状況から、人間関係を見直すきっかけや、自分を成長させるための必然と感じています。
そして、今を未来を精一杯生きていこうと思います!
ちなみに自分勝手なメールを送っていたのですが、「あの時はごめんね」と言うと「全然気にしてないよ」と語ってくれました。
自分を好きになる事の大切さ
ここからは、彼女のワークシートを踏まえながら彼女の「心の動き」を私の見解で解説していきます。
彼女はまず、こんな事を語っていました。
「辛い時は去る者は追わず、来る者は拒まずだった、私が去る者を追いかけて、来る者は選ぶようになっていて、本当の自分ではなかったような気がしました」このように話しくれました。
上記の彼女の言語を分析すると外的基準型(相手の判断に委ねる事)
人間重視型(人間の感情などでに焦点を合わせる人)が強かった方と分かります。
外的基準と人間重視型が強い方が陥りやすいのが、目に見えない何かに振り回される事です。彼女自身も言っていましたが、当時は特に妄想癖が強く、生きている感覚がないと語っています。
そして、彼女は手塚治虫の名言『人を信じよ、しかし、その百倍も自らを信じよ』を実践したと語ってますね。
あまりに分析量が多くなるので今回は内容を書きませんでしたが、良い自分も悪い自分も両方、分析されています。そして、その分析、名言から「良い自分も悪い自分も好きになろう」っと思われたと書かれていますね。
この心の背景には…
・他者に原因を置くのではなく→自分の責任で自分を好きになる事
・外的基準型(相手に判断を委ねる)→内的基準型(自分の信念、価値観で判断する事)
このフィルターが動いていると考えられます。
「良い自分も悪い自分も好きになる」この考え方がフィルターを変えたのかもしれません。
またこちらも、フィルターが移行している表れです「名言を聞いてからの私の目標は好きな私を百個見つける事です。」
見えない「好き」という感覚を数値に表すという事は人間重視型(感情に左右される)状態から→物質タスク(数値に出す事でモチベーションが上がる状態)へフィルターがある程度移行したと考えられます。
最後に彼女はこんな事を語ってくれました。
「すみません、私なんか、ばかりつぶやいていた私が今では感謝してますっと呟くようになりました」っと。